カーリーは、悪魔に対する神々の怒りによって光から生まれた戦いの女神、ドゥルガー(仏教名は准胝観音)の、
さらに怒りによって、彼女の額から生まれた女神です(ドゥルガーではなくアンビカという女神から生まれたという説も)。

カーリーの強さとその勢いは半端ではなく、黒い怒りの形相で次々と悪魔を倒していきますが、
悪魔どころか味方である神々でさえ近づけば殺されてしまいそうでした。
戦いが神側の勝利で決着がついてもなおカーリーは暴れつづけるので、
仕方なく破壊を司るシヴァが彼女を止めようと近づきますが、
恐れを知らぬカーリーはそのシヴァをも踏みつけてその上で踊り狂いました。
しかし、シヴァが静かに「おいおいカーリー、もう戦争は終わったよ」と言うと、 彼女はようやく正気に戻り、
はじめてシヴァに向かって舌をペロリとさせて笑いました。

現代では、シヴァの奥さんであるパールヴァティが昼の顔、ドゥルガーが中間、カーリーが夜の顔と、
この3人の女神は同一視されています。



・・・という女神様だそうです。<カーリー
いつもニコニコ笑ってるけど、いろいろ怖い面もある奥の深いレモナとあってるかも、と思いました。


ついでに、パールヴァティ(仏教名は烏摩。( ゚Д゚)<ウマー)はシヴァの最初の奥さんだったサティ(マイカルではない)の転生した姿です。
サティにはこんなお話があるそうです。


   サティは、シヴァと深く愛し合っていましたが、
自分の父親であるダクシャがシヴァのことを快く思わず、彼につまらない嫌がらせをしたことを知って、
「こんな父親の娘であることは恥ずかしい。もっと尊敬できる父親の娘であってこそ、シヴァの妻にふさわしい」と祈り、
火の中に身を投げて死んでしまいます。
妻の死を知ったシヴァは怒り狂い、ダクシャの首をはねて殺しますが、ブラフマーとヴィシュヌが彼をなだめ、
シヴァは「憎悪に身を任せてしまうといずれは自分の身に返ってくるのだ」と説いて
ダクシャに山羊の頭をくっつけて蘇らせ、彼を許しました。
そのあとシヴァはカイラーサ山に篭もり、サティがパールヴァティとして生まれ変わるまで、深い瞑想に入ったのでした。




・・・ほら、やっぱりなーんとなく、彼氏想いのところがレモナっぽくないですか?(無理矢理こじつけ




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